
これはすごい! ペンで描ける電子回路「Sketching Electronics」
MITメディアラボのLeah Buechley助教授による、導電性のインクが入ったペンを使った描ける電子回路のデモ映像。ペンで描いた線がそのまま電子回路となり、電池や電球などのパーツがちゃんと接続され、動作する。メロディーが鳴るグリーティングカードも、このペンを使うことでさらなる軽量化が可能になりそう。あと子供たちが回路の仕組みを学ぶのも、楽しんでできそな気がするね。
- 何が凄いかって、回路図が書けるペンとかテープのことじゃない。紙というマテリアルを工夫次第で何にでも電子部品に(例えばスイッチ)できるという点が素晴らしい。Lilypadを使った電子オルガンでは、インクが形成した回路に十分な抵抗値があることもわかる。アイディア次第で相当に面白いものが作れそう。 (via 小太郎ブログ)
タッチ画面に精密な線が描けるスタイラス - Trying out the oStylus precision level on an iPad
『oStylus』は、ユニークなタッチスクリーン用スタイラスだ。先端部はペン先のようではなく、丸いワッシャー(座金)のような形になっている。指の動きを模倣しつつ、指先でタッチしている箇所が隠れてしまうことがないような仕組みになっているのだ。
このスタイラスは、カナダ在住の宝石師・彫刻家Andrew Gos氏が制作した。宝石師は、原石に精密な細工ができるよう、特別な道具を使う。oStylusの場合、「o」の形はステンレス・スチールでできており、接触面はビニール・コーティングされている。チタンのワイヤーでアルミニウム・ハンドルにつながっている。
「主にアーティストやグラフィック・デザイナー、建築家といった人たちが、スケッチに使う等の用途を考えている」とGos氏のサイトには書かれている。「iPad等でズーミング・インやズーミング・アウトしながらoStylusを使えば、非常に詳細な作品の制作が可能だ」
最初は使い方が難しいかもしれないが、慣れると非常に素晴らしい作品が可能になる。動画で見てほしい。
- 美しいです。これを見てパソコン黎明期にCADで使われていたデジタイザを思い出す人は40代かそれ以上の年齢だと思う。スタイラス自体のデザインや操作感も素晴らしい(と思う)のだが、それよりもiPadのドローソフトの精度がいい。描画方向と圧力で陰影がコントロール出来ているし、微妙なテクニックもソフトウェアで補間しているらしい描画風景が見て取れる。iPadが欲しくなった。 (via WIRED VISION)
OpenStreetMap - Makerによる地図作りプロジェクト
OpenStreetMap(OSM)の創設者、Steve Coastは、ユニークな編集型世界地図プロジェクトに関する本を執筆中だ。Steveは2004年にOSMを創設して以来、ずっと熱心に活動を続けてきた。彼は夫婦でデンバーに住み、ハンググライダーやハンマーのコレクションを楽しんでいる。
ナイロビのキバラで、GPSとペンと紙を使って地図を製作中のOpenStreetMapperたち。地図だってDIYして悪いことはない。他の物作りと同様、部屋の中や屋外で体を動かし、昔ながらの、または最新の方法でデータを集めて、できたときには達成感が味わえる。
まず問題点から考えてみよう。現代の地図は、大抵、古くて間違っている。それに高価だ。地図が完成するころには、もう道路が変化している。だからまたすぐに外へ飛び出して修正しなければならない。道の名前が変わったり、封鎖されたり、そうしたことで地図は実際と違っていく。地図が古くなるほど違いは大きくなる。地図は高価でライセンス料も高い。国の地図を作るという作業には大変なコストがかかるため、地図製作をやろうという会社はほんの数社しかなく、投資の元を取ろうとすれば高くなって当然だ。ブリタニカ百科辞典とウィキペディアの台頭を思い起こさせる。古くてズレている? そのとおり。高い? そのとおり。ライセンス料が高い? そのとおり。
そこでOpenStreetMap(OSM)だ。OSMはオープンライセンスの世界地図であり、誰もがその製作に参加できる。修正したり通りを追加したいと思ったら、自分でできる。ハイキングコースやスキーコースを加えることも自由だ。希望があるかぎり、どこまでも際限なく続いていく。
実際にどうすればいいのだろう? 地図にしたい道を歩いて、GPSでトレースするのだ。そして沿道の目印を記録していく。小川の名前や、国道の速度制限、水飲み場の位置などだ。記録方法は自由。紙と鉛筆でもいい。写真を撮ったり、ボイスレコーダーに声で記録してもいい。部屋に戻ったら、フリーツールや地図製作サイトを利用して集めたデータを地図にまとめていく。ただし、これは中毒になるからご注意。
OpenStreetMapは地図製作だけに留まらない。— これは世界中の30万人の協力者からなる巨大なコミュニティでもある。定期的に地図製作イベント(マッピング・パーティー)が催され、初心者に地図の作り方を教えたりしている。また、2011年にはデンバーで国際会議が開かれることになっている。OSMについてもっと詳しく知りたい方は、ウィキやブログやヘルプフォーラムを参照してほしい。あなたの地元の地図を見て、修正すべき箇所を探してみよう。頭で考えるより簡単だ。地元のMakerやハッカーのグループにも教えてやろう。
- なんだかグッとくる。企業が作るインフラは強力だが、どこか形式的だったりすることが多い(と思う)が、世界中の人々が参加したコミュニティーのパワーといったら文字通り “計り知れない” のじゃないだろうか?コンピュータの黎明期に世界中で立ち上がったハッカー達も、彼らを支持するコミュニティーが支えていたような気がする。(リーナス・トーバルスとか…)
- そういえば、「知の技法 (東京大学教養学部「基礎演習」テキスト)」という本の中で、アフリカのある部族の集落の地図を作るという、文化人類学の先生が書いた章があった。ウロ覚えなのだが、確か彼らは方角に関しての概念はあっても俯瞰的な空間認知能力がないので、地図を作るのに大変苦労した、みたいなことが書いてあって興味深かった。 (via WIRED VISION)

みんな大好き最新ガジェットの予約だって緊急事態 の最後の頼みは紙とペンですもの。 紙とペンと宇宙と言えば可能性無限つながり。その3つが一緒になったのがこの宇宙チャート。なんて美しいんでしょう。美しさも無限。 このチャートは現存する最古のアングロ・アメリカン星図だそうです。描かれたのは1780年、制作者はSimeon De…