
私はPID (proportional-integral-derivative:比例積分微分)コントローラを使ってエスプレッソマシンの湯温を管理している。そのことは私の著書『Made by Hand ―ポンコツDIYで自分を取り戻す』にも書いた(この章の抜粋がGizmodoで読める(英語))。
PIDは真空調理法でもよく使われている(真空調理の方法はこちら[英語])が、もっと安いPIDを探していた方に最新情報がある。Brett BeauregardのオープンソースPIDコントローラ、お値段は85ドルだ。
Brettと親しい3ric Johanson(「Beam Weapon for Bad Bugs」Make英語版 Vol.23の筆者) はこう語っている。
この愛らしいオープンソースPIDコントローラの開発を続けてきた我が友、Brett Beauregardは、ついにその情報をネットで公開した。これだ。
PID (proportional-integral-derivative:比例積分微分)コントローラは、ハードウェアのフィードバックとアルゴリズムを 使って、目標の値(温度など)を保持するための装置だ。自動車のクルーズコントロールはその古典的な例と言える。時速60マイルに設定すれば、それは車が 時速60キロに達するまでアクセルを自動的に踏む。閉回路の制御装置の場合は、オーバーシュート、リンギング、バイアスなどの問題によって誤動作を起こす 可能性を含んでいるが、これはオープンソースなので、デバッグがうんと簡単にできる。
現在これは85ドルで先行販売されている。いい取り引きだと私は思う。真空調理をやりたければ、これがチケットになる。ひとつ買って、これが本当にマスマーケットで販売されるに値する製品かどうかを確かめてみよう。私も早く欲しい。…
- その昔、PIDコントローラをシリーズ接続にして、シーケンサのBASICモジュールで通信制御しながらPVやMVなどの受け渡しをするプログラムを書いていました。懐かしいです。こんな美しいコントローラがあったら、意味もなく欲しいよね。お風呂を温めるのに使ったりして? (via MAKE:Japan)
オーディオに凝っている人であれば今でも真空管を使っているかもしれませんが、一般に生活しているとまず出会うことはありません。そんな真空管が今どのようにして作られているのか、手順を丁寧に追っかけていったムービーが公開されています。…
…真空管はすでに日本やアメリカではほとんど製造されておらず、今は主に中国や東欧諸国で製造されているとのことで、この映像はチェコ共和国で撮影されたものだそうです。
- 今でももちろん、秋葉原の路地裏やラジオデパートの奥に行けば、真空管を拝むことは可能なのだ。キットだって売っている。個人的にはニキシー管が好き。っていうか、それくらいしか知らない。 (via GIGAZINE)
縫い付けて使うArduino互換ボードの最新型、FLORAの登場だ。
Adafruitでは何カ月もの研究の末、FLORAを一から設計しました。素晴らしいウェアラブルプロジェクトを支える強力なボードが完成したと自負しています。
ウェアラブル用のArduino(Arduino 互換)ボードは、FLORAの前にもありました。Leah Buechley の LilyPadは2007年に開発されています。私たちも、ウェアラブルなものを作りたいと考えていましたが、私たちが考えるアクセサリーやモジュールを作るためには、まったく新しいプラットフォームでなければダメだとわかったのです。
FLORAはとても小型です(直径約4.5センチ)。私たちが考えるウェアラブルプラットフォームは、できるだけ小さいことが重要でした。
私たちが開発・販売して、みなさんに揉まれたAtmega32u4ブレークアウトボードの経験が活かされています。
詳細や機能のハイライトはFLORA の発表ページ(英語)を見てください。FLORAはベータ版です。将来のためのフィードバックを求めています。
- LilyPadと同じ丸い端子基板がとてもキュートなのだ。 (via MAKE:Japan)
石原一博さんの個展で作品を見て、まず、絵のモデルになった配電盤や基板がどこにあるのかが気になりました。実家の電機工場で作っている製品の一部なので しょうか。作者本人がギャラリーの一角を使って制作中だったので、そのことを質問したところ、直接何かをモデルにして描いたのではないという答え。配線も 基板も計器も頭のなかにあるものを絵にしているとのこと。実際、そのときも机の上にはカンバスだけがあって、なにも見ず、筆を動かしていました。写実にこ だわったら生じないであろう静かな熱が、どの絵からも発せられている理由がわかった気がしました。
- 石原さんという方は、こういう絵(配線図とか実装図とか)ばかり書いている画家さんなんですね。この配電盤的な絵もそうですが、一枚欲しくなりました。心にバシーッってきましたよ。これって、感動ですか? (via MAKE:Japan)
安価で簡単に使用できるオープンソースのプラットフォームとしてArduinoがありますが、さらにマザーボードとプロセッサを独立した仕様にして、どんなプロセッサとでも組み合わせて使えるようにした「BoardX Motherboard」というハードウェアが誕生しました。…
… 中心パーツとなるのは「BoardX Motherboard」。メインポート1つとアドオンポート2つを備え、電源はDCとUSBからの給電が可能。また、USB-UARTコンバーターを備えています。特徴としてはプロセッサが独立していることで、どんなプロセッサとでも、いくつのプロセッサとでも組み合わせることができます。価格は49.55ドル(約3800円)。…
- Arduinoシールドをかなり進化させたボードだと言えるだろう。回路図(EagleCAD)やコーディングのサポートもありそうだが、どれだけ開発環境が整っているかがまだよく見えない。リンク先の本家ページがとても重いんですが…。 (via GIGAZINE)
フリーのプリント基板設計ソフト「DesignSpark PCB」
電子回路図からプリント基板の図面を自動生成
3Dモデルとして描画する機能も
「DesignSpark PCB」は、電子回路・プリント基板を設計できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、無料のアカウントを取得するまでは、ファイルを保存できないようになっている。
配線の支援機能などを搭載するエディターで作成した電子回路図をもとに、最大100×100cmおよび16層までのプリント基板図を自動で生成できる。電子部品のライブラリも充実しており、同梱のパーツをカスタマイズできるほか、新規にパーツを自作することも可能。
データの入出力では、定番CADソフト「EAGLE」の設計データやライブラリをインポートできる機能や、ガーバーファイルなどの発注用 データを出力する機能が搭載されている。また、プリント基板の図面はDXF/IDF/LPKF形式のCADデータとして出力したり、本ソフト上で3Dモデ ルとして描画することもできる。
そのほか、別途公開されている同作者製ソフト「PCB Converter for SketchUp」を利用すれば、IDF形式のデータをCOLLADA形式へ変換可能。COLLADA形式のデータは、Google製三次元CADソフト 「Google SketchUp」にインポートできるため、本ソフトと「Google SketchUp」により完全な無料環境を構築できる寸法だ。
- 電子回路や組み込みシステムに携わったことのある人なら、プリント基板のアートワークは芸術なのだ。電気・磁界・熱伝導など、あらゆる事象を図形で表現した上で、自分が思い描いたとおりに機能するシステムを手にするとき、エンジニアは至福を感じる。 (via 窓の杜)
Chua回路は 1983年に早稲田大学を訪れていたLeon O. Chuaさんによって示されたシンプルな発振回路で、比較的容易にカオス現象を観測できることから多くの実験例が公開されています。上の動画は埼玉大学工学部池口研究所によるもの。「Chua回路中の可変抵抗の大きさを徐々に変化させたときの分岐現象を観測しています」とのこと。音の変化とともにオシロ スコープの画面には美しいアトラクタが現れます。
- 詳しいことはよくわからないけれど、カオス、格好いいよね。アナログオシロっぽい画面の、ブルブル揺れるベクトルが美しい。そして擬似的に同期させたサウンドがクールだ。 (via MAKE:Japan)
FritzingのAndre Knorigは、オープンソースの「プロトタイプの資料製作、共有、学校での電子工作授業、商用製品用プリント基板のレイアウトができるツール」のバージョン0.6.2を発表したと教えてくれた。新機能としては、表面実装パーツ、SparkFunパーツライブラリ、Stripboardsに対応したことなどがある。完全な情報は更新履歴を見て下さい。最新版のダウンロードはこのページから。…
- なっ、なにー? (via MAKE:Japan)
レースゲーム RECEIPT RACER でレシートプリンターの可能性に魅せられた方へ。Niklas Royさんが作りあげた”Electronic Instant Camera”は、レシートプリンターを利用するインスタントカメラです。原理はごくかんたん、アナログビデオカメラで取り込んだ画像を、そのままレシー トプリンターで印刷します。というわけで出来上がる「写真」は当然のように白黒。そもそもメモリーが1KBしか持たず、一行印刷しては画像を取り込むとい う動作を繰り返すため、写真が完成するまでは3分ほどカメラの前でじっとしている必要があります。どこがどうインスタントなのかは分かりませんが、アナロ グカメラとデジタルカメラの境界線をあやうくさせる存在であることは確かです。開発に用いられたのはDIY派にはおなじみのマイコン ATmega8 や、ビデオシンクセパレーター LM1881 など。リンク先ではソースコードも公開中。…
- こういうの好きなんです。実用的とか画像が綺麗とかそういう次元じゃなくて、その装置の設計思想や、実装方法が美しいというような。ATmega8、LM1881…とどれも使ったことのあるチップ達。なんかもう、グッときちゃいますね。 (via Engadget)